- かんかく
- I
かんかく【感覚】(1)目・耳・鼻・皮膚・舌などが身体の内外から受けた刺激を感じ取る働き。 また, 感じ取った色・音・におい・温度など。 哲学的には, 感覚は知覚の構成分であり, まだ意味づけられていないものとして知覚とは区別される。
「寒さで~がなくなる」
→ 五感(2)(美醜・善悪など物事について)感じとること。 また, 感じとる心の働き。 感受性。 感じ方。「色彩~」「~が古い」「新しい~の服」「金銭に対する~が麻痺(マヒ)している」「悲哀を~する心も/小説神髄(逍遥)」
〔幕末から明治初期にかけての, sensation などの訳語〕IIかんかく【扞格・捍格】〔「扞」「格」ともこばむ意〕二者が互いに相手を受け入れないこと。III「決して君の持説と~する事は有りますまい/社会百面相(魯庵)」
かんかく【棺槨・棺椁】〔「棺」は内棺, 「槨」は外棺の意〕棺とそれをおおうそと箱。 ひつぎ。IVかんかく【看客】見物人。 観客。 また, 読者。V「~に謝して/近世紀聞(延房)」
かんかく【間隔】(1)物と物との間。「一定の~をあけて並べる」
(2)時間のへだたり。「三分~で運転する」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.